TikTokでは日々様々な動画が投稿されており、その時の流行が生まれます。
TikTokを見ている方なら「〇〇ダディダディ」というダンスを見たことがあるのではないでしょうか。
今回は「〇〇ダディダディ」の元になった「西山ダディダディ」というダンスについて触れていこうと思います。
西山ダディダディの「西山」とは誰なのか。
また、何者なのか調べてみました。
最後までお付き合いください!
西山ダディダディは何者?
この胡散臭さ
すき
西山ダディダディ pic.twitter.com/uAZ0OAcD7L— GABRIELLA (@GABRIELLA202143) April 10, 2025
西山ダディダディとは、六本木のバー「ギフト六本木」の男性スタッフが客を楽しませるために行う掛け声と振り付けです。
「西山ダディダディ どすこいわっしょい ピーポーピーポー」というコールに合わせ、バーの代表である西山翔(西山ダディダディ)さんが踊るというものです。
西山ダディダディは海外のTikTokで大流行すると、日本でも人気が広まります。
西山ダディダディは一般のTikTokユーザーだけでなく、多くの著名人や企業も真似をするほどの人気です。
乗りやテンポの良さが多くの人を魅了するのでしょうね!
西山ダディダディの元ネタ
西山ダディダディのダンスの元ネタは2020年頃にTikTokで流行った「竹内ダディダディ」というものです。
竹内ダディダディとは、「ヒロチョ」さんという一般人が川辺で即興のダンスを披露したものです。
竹内ダディダディを西山翔さんが独自にアレンジを加えて生み出されたものが西山ダディダディです。
西山ダディダディは「竹内ダディダディの進化系」という声が上がり、人気が広まっていきました。
西山ダディダディが流行った経緯
西山ダディダディは2025年1月に海外で突然話題になり、注目されました。
フォロワー数100万人を超える人気海外TikTokrがこの動画を投稿したことで多くの海外のTikTokユーザーの目に入ることになりました。
海外で話題になった西山ダディダディは日本でも流行することになります。
横浜ベイスターズの牧秀悟さんやファッションブランドGUが公式TikTokで動画を投稿しています。
また、ガールズグループ「f5ve」のメンバーも投稿するなどプロのダンサーも真似をするほどです。
一般人だけでなく、多くの著名人や企業が西山ダディダディのダンスを投稿したことも人気に拍車をかけています。
西山ダディダディの魅力
最近…
「西山ダディダディ」
「エッホエッホ」
この2曲がすげー流れる🤣 pic.twitter.com/yNzWUM3lro— まー坊(ゲーム配信者🎮) (@MA_BO_KING_) April 7, 2025
なぜ皆が西山ダディダディのダンスがここまで流行ったのか。
この人気は著名人や企業がダンスを投稿するだけでは生まれないでしょう。
西山ダディダディが人気になった理由、要因について見ていきましょう!
1.真似しやすい振り付け
西山ダディダディのダンスはシンプルで覚えやすくなっています。
それ故にダンス経験者でなくても踊ることができます。
Xでも「誰でも踊れるのがいい」というコメントが多く見られます。
真似しやすく、リズムに乗りやすいダンスが人気の理由なのでしょう!
2.中毒性の高さ
耳に残りやすい掛け声が癖になってしまいます。
「わっしょい」や「ピーポーピーポー」といった日本人には馴染み深いワードが並んでいますが、海外の方にもこのワードが刺さったようです。
日本ではよく聞く擬音語ですが、海外の方には面白く聞こえたのでしょう。
擬音語は英語でonomatopoeia「オノマトペ」と言われますが、日本の擬音語は新鮮だったのかもしれませんね。
日本の言葉を気に入ってもらえるのは日本人として嬉しいですね!
3.見ると元気が出る
元々はお客さんを喜ばすために作られたダンスです。
陽気なスタッフがノリの良いダンスを踊っているのだから元気を出したい時にはうってつけですね!
多くの方から「落ち込んだ時に見ると元気が出る」と言われています。
ストレス社会と言われる現代です。
西山ダディダディは現代人のニーズに沿った動画と言えるかもしれませんね!
衰退の兆し
西山ダディダディが流行ったのは2025年1月中旬ごろでしたが、1か月が過ぎるとその流行に陰りが見え始めます。
2か月後の3月には西山ダディダディ関連の動画の投稿は減ることになります。
元々TikTokで流行った西山ダディダディです。
若者のユーザーが多いTikTokでは流行はあっという間に過ぎ去っていきます。
それでも流行が落ち着いてきてしまった理由があるはず。
考えられる要因を考察しました!
1.マンネリ化
先にも述べたようにTikTokには若者ユーザーが多いです。
若者が多いので流行が過ぎ去るのも早いです。
シンプルな振り付けのダンスは覚えやすく真似しやすいという利点があります。
しかし、それが逆に単調で飽きやすいという欠点もあります。
中には「同じ振り付けを見すぎて不快」というコメントも見られます。
若者の心を引き留め続けることがいかに難しいのか分かりますね!
2.売り上げに直結しない
西山ダディダディは六本木にあるBAR「ギフト六本木」で西山翔さんがお客さんに向けて踊ったことが始まりでした。
実際に西山ダディダディがTikTokで流行ったことで来店するお客さんは増加しました。
しかし、訪日外国人が来店すると飲食はせず、踊って帰るだけということがあるようです。
西山翔さんも動画内で「どうすれば注文してもらえるか」と語っていました。
お客さんが増えたからと言って売り上げに直結しないのは驚きですね!
3.文化の差
日本では「コール芸」は馴染み深く、BARで使われるという認識です。
海外ではそのような文化はなく、目新しく映ったことでしょう。
また、西山ダディダディのダンスとリズムが海外の方に刺さったことで人気に繋がりました。
しかし、文化の差からなのか流行は一時的であっという間に勢いは衰えてしまいました。
海外の影響で流行っただけに、海外からの人気が落ち着くと勢いも落ち着いてしまいました。
西山ダディダディの現在の人気
2025年4月現在では西山ダディダディの流行は終息したといえるでしょう。
流行の衰退とともに、西山ダディダディで獲得した「ギフト六本木」のTikTokのフォロワーも減少しました。
若者の流行の移り変わりの早さを感じますが、まだ西山ダディダディが忘れ去られたわけではありません。
今でも西山ダディダディの影響で「ギフト六本木」に来店するお客さんもいるようです。
頭に残るフレーズなので、知らないうちに口ずさんでしまうこともありそうですね!
まとめ
海外でも流行った西山ダディダディですが、始まりは六本木のBARのコール芸でした。
コール芸なだけあって癖になる掛け声とダンスで海外の方からも人気を集めました。
西山翔さんが生み出した西山ダディダディはトレンドになるほどの人気を集めました。
しかし、若者の多いTikTokで人気を集めた結果、急激に伸びた人気に陰りが見えるのも早かったです。
人気が落ち着いてきましたが、見ると元気の出る動画であることは確かです。
まだ見たことがない方も元気を出したいときに見てみるのはいかがでしょうか。
見たら癖になってしまうかもしれませんよ!