欧陽菲菲さんは、『ラヴ・イズ・オーヴァー』や『雨の御堂筋』などのヒット曲で知られる昭和を代表する歌手です。
その輝かしいキャリアの裏で、夫との死別や表舞台からの引退、家族との絆など、多くのドラマがありました。
この記事では、彼女が引退を選んだ理由や人生の節目、現在どこに住んでるや健康状態に迫ります。
70代を迎えた今も変わらぬ存在感を放つ彼女の魅力を、最新情報を交えてお伝えします。
表舞台からの突然の引退とその背後にある理由
「欧陽菲菲 CDミニ・ベスト4」
#1989年のE8cmCD 752
POLYDOR H13P 37014
10月1日発売
4曲入りミニアルバム①ラヴ・イズ・オーヴァー
②雨の御堂筋
③夜汽車
④雨のエアポート①②は文句なしの代表作
②はベンチャーズ、③④は筒美京平作曲 pic.twitter.com/JCJwztTw22— nakamura8cm (@nakamura8cm) October 16, 2024
『ラヴ・イズ・オーヴァー』の成功後、なぜ姿を消したのか?
欧陽菲菲さんといえば、『ラヴ・イズ・オーヴァー』や『雨の御堂筋』など、数々のヒット曲で知られる昭和を代表する歌手ですよね。
この名曲たちは今もなお多くの人に愛されていますが、彼女自身は近年ほとんど公の場に姿を見せていません。いったいなぜなのでしょうか?
まず、『ラヴ・イズ・オーヴァー』の成功がどれほど大きかったのかを振り返ると、1983年に日本レコード大賞ロングセラー賞を受賞し、多くのアーティストがカバーした実績からも、その影響力の大きさがわかります。
80年代を代表するラブバラードとして長く愛され続けていますね。
しかし、2016年に夫である式場壮吉さんが亡くなったことが、彼女の活動を減らす大きなきっかけになったと言われています。
式場さんは伝説のレーシングドライバーであり、実業家としても成功した方でした。お二人の結婚生活はとても円満で、夫婦の絆は深かったそうです。
そのため、夫の死は彼女にとって大きな喪失感を与え、積極的な活動を控える理由の一つとなったのではないでしょうか。
さらに、年齢的な変化も理由の一つだと思われます。1949年生まれの彼女は、70代を迎えています。
活動のペースを落として自身の健康を第一に考えるのは自然なことかもしれませんね。
とはいえ、彼女が歌手としての情熱を完全に失ったわけではなく、チャリティーコンサートやアワードで特別出演するなど、限定的に活動を続けています。
台湾への復帰を誓いながらも公の場から遠ざかる
彼女が完全に姿を消してしまったわけではないことを示すエピソードもあります。
2023年には台湾最大の音楽アワード「ゴールデンメロディーアワード」に登場し、特別功労賞を受賞しました。
この舞台で「歌を歌うこと、ステージに立ち続けることは私の夢」とスピーチをした際には、観客から大きな拍手が送られています。
その場でアカペラで『感恩的心』を歌い上げた彼女の姿は、衰えを感じさせない堂々としたものでした。
とはいえ、彼女自身が「今は表に出たくない」と語ることもあるようで、公の場に登場する頻度はきわめて限られています。
週に一度ほど、東京にある実妹が経営する中華料理店に顔を出し、親しい人たちと静かに過ごしている姿が目撃されています。
また、お酒は飲まず、決まったメニューを注文する日常的な一面もあるようです。
このように、彼女はあえて第一線から退きながらも、台湾や日本で時折スポット的に登場し、歌手としての存在感を見せています。
それは一つの生き方の選択であり、長いキャリアを積んだ彼女が自分らしく生きるための道なのかもしれません。
欧陽菲菲の人生の節目と大切な人間関係
旦那との死別後、独身でのセレブ生活を続ける
欧陽菲菲さんの人生において、旦那さんである式場壮吉さんとの結婚生活はとても大きな意味を持っていました。
1978年に結婚したお二人ですが、そのきっかけは友人の開いた食事会だったそうです。
当初、式場さんは欧陽さんが歌手であることを知らず、欧陽さんも式場さんがレーサーとして活躍していたことを知らなかったというエピソードがあります。
それでも二人は何度か会ううちに意気投合し、順調に交際を続けて結婚に至りました。
結婚生活はとても円満で、二人でイベントに出席することも多かったそうです。
しかし、2016年に式場さんが肝不全で亡くなり、それ以降、欧陽さんは公の場に姿を見せる機会が減っていきました。
式場さんは病院経営者の家に生まれ、若い頃は伝説的なレーサーとして名を馳せた人物で、その後は実業家としても成功を収めていました。
そんな夫が残した遺産がかなりの額だったうえに、欧陽さん自身もヒット曲の印税を得ているため、現在もセレブな生活を続けていると言われています。
また、欧陽さんは再婚せず、現在も独身のままです。一部の情報では、都内に住んでおり、時折妹さんが経営する中華料理店に顔を出しているそうです。
店内には彼女のコンサートポスターが飾られており、訪れるファンが懐かしむ場所になっています。
週に一度ほど店を訪れては食事を楽しみ、ゆっくりと過ごしているといいます。
姪との絆が支えとなり、家族の重要性を再確認
欧陽さんには実の子供がいませんが、代わりに姪である欧陽娜娜(ナナ)さんとの関係がとても深いようです。
ナナさんは5歳でピアノ、6歳でチェロを始め、13歳でアメリカのカーティス音楽院に入学する音楽の天才です。
さらに女優やモデルとしても活躍し、Instagramのフォロワー数はなんと363万人!美しさと才能を兼ね備えたナナさんの姿は、多くの人を魅了しています。
欧陽さんはナナさんの成長をとても喜び、幼い頃から彼女を自分の子供のように可愛がってきたそうです。
音楽の才能が開花していく過程を近くで見守る中で、家族の存在がどれだけ大切かを再確認しているように感じられます。
ナナさんもまた、叔母である欧陽さんをとても尊敬しており、その関係性はまさに家族の絆そのものです。
こうした家族との関係が欧陽さんの支えになっているのは間違いないでしょう。
式場さんを失った後も、彼女が穏やかに生活を続けている背景には、ナナさんとの交流や、妹さんをはじめとする家族との繋がりが大きいのだと思います。
欧陽菲菲さんは、表舞台からは一歩引いた生活を送りながらも、家族や思い出の中で輝き続けているのだと感じますね。
現在の欧陽菲菲、健在の才能と住まい
70歳を超えても変わらぬパワフルな歌声
現在74歳(2023年時点)になった彼女ですが、その歌声は変わらずパワフルで、多くの人々を魅了し続けています。
2006年にはデビュー35周年を記念したライブを行い、2008年には新曲もリリースするなど、時折その歌声を披露しています。
特に注目されたのは、2013年の楽曲『Still I Love You』で、還暦を過ぎたとは思えないパワフルな声で聴衆を驚かせました。
この楽曲は『ラヴ・イズ・オーヴァー』を彷彿とさせるバラードで、多くの人々に感動を与えたといいます。
このように、彼女は第一線を退いた今でも、その才能と魅力は健在です。歌手としての輝きは変わることなく、彼女の名前を聞くだけで当時の記憶が蘇る方も多いのではないでしょうか。
病気の噂と実際の健康状態、どこに住んでいるのか?
70代に突入した欧陽菲菲さんですが、一部では「病気なのではないか?」と心配する声もあるようです。
2016年に夫の式場壮吉さんが亡くなった後、彼女はほとんどメディアに出なくなったため、こうした噂が出るのも無理はありません。
しかし、病気に関する公式な情報は一切ありません。むしろ、彼女が元気に過ごしているという話も聞かれています。
実際、彼女は現在も健康を維持するため、野菜を多く取り入れた食事を意識しながら生活しているそうです。
また、東京に住み続けているとされ、妹さんが経営する中華料理店を時折訪れている姿が目撃されています。
そこではお酒を飲むことはなく、鶏肉入りコーンスープや焼きそばといったお気に入りの料理を楽しんでいるそうです。
こうした穏やかな日常が、彼女にとっての癒しの時間になっているのでしょうね。
また、一部では台湾に戻ったのではないか、あるいはアジアの別の地域で暮らしているのではないかという憶測もあります。
しかし、確実に言えるのは彼女が大都会での生活を続けながらも、静かな日常を大切にしていることです。
彼女は完全に表舞台を去ったわけではなく、気が向いたときにはチャリティー活動やコンサートに参加しているとの情報もあります。
夫との思い出が詰まった東京での生活を続ける中で、自分らしいペースを守りながら過ごしているのだと思います。
こうして健康面に気をつけながら生活している彼女。ファンとしては、またいつかその歌声を聴ける日を楽しみに待ちたいですね。
まとめ
欧陽菲菲さんは、1970年代から80年代にかけて多くのヒット曲を生み出し、日本をはじめアジア全体で活躍した歌手です。
現在は74歳(2023年時点)となり、表舞台からは距離を置いていますが、彼女の歌声や存在感はいまだに多くのファンに愛されています。
夫の式場壮吉さんとの死別後は、セレブな隠居生活を送りつつも、時折チャリティーイベントやコンサートに参加している彼女。
住まいについてははっきりとした情報はありませんが、東京に住んでいるとの説が有力です。
また、家族との絆も強く、美しい姪である欧陽娜娜さんとの関係が、彼女を支えているようです。
これからも再び彼女の歌声を聴ける日が来るのを、多くのファンが心待ちにしているのでしょう。
過去の功績や人柄が愛され続ける彼女が、どのような形で再びスポットライトを浴びるのか、とても楽しみですね。